障害者手帳について
生活保護とは関係なく、病気などで障害者手帳が発行してもらえそうな状況であれば申請する事をおすすめします。
受けられる恩恵が大きいので、生活に余裕のない生活保護受給者の方でしたらなおさらです。
私はうつ病で精神障害者保健福祉手帳を取得しています。
これがあるおかげでかなり生活が楽になっています。
メリット
生活保護を受給する場合に障がい者加算が付く場合がある
障害年金が支給されている、もしくは障害者手帳を持っている場合に、その等級によっては障がい者加算があります。
地域によっても違うみたいですが、大体15,000~26,000ぐらいの加算になるみたいです。
私も加算されていますが、これは無茶苦茶でかいです。
公共交通機関が割引もしくは無料になる
等級によって市営のバスや電車等が半額になったり無料になります。
JR等は割引の対象にならないので注意が必要です。
私は通院ぐらいでしか乗る事が無いですが、それでもかなり大きいです。
色んな施設が割引される
色んな施設が何かという話ですが、ほとんどの施設が割引されます。
むしろされない場所のほうが少ないです。
例えばディズニーランドのようなエンターテイメント施設や映画館もその対象です。
入場料の必要な施設はほとんど割引されると思って良いと思います。
さらに、大体の場合は手帳を持つ本人に加えて同伴者1名も割引されます。
誰かと一緒に行けばその相手も割引されるのです。
これについては友達がいない私には関係無いです。
税金が優遇される
手帳がある場合は申告することで税金が優遇されます。
障がい者雇用という選択肢がある
これはあくまで自分が健常者と同じように働けない状況である場合についてですが、障がい者雇用という選択肢が増えます。
障害者手帳を取得=障がい者雇用になる、というわけではありません。
あくまで選択肢として障がい者雇用で応募するという選択肢が増えるという事です。
身分証明書として利用できる
免許証やマイナンバーカードと同様に顔写真付きの身分証明書として利用できます。
その他様々な福祉サービスが受けられる
私は受けていませんが、精神手帳の場合でも家事のお手伝いなどをして貰えるサービス等が利用できます。
寝たきり状態や車椅子などの場合以外にも、体は健康であっても精神的に掃除・洗濯等が辛いという方でもサービスが受けられるという事です。
デメリット
デメリットは無いです。
なぜかと言うと、障害者手帳を取得してもそれを公表するかどうかは自由だからです。
どこに対しても公表する義務はありません。
勤めている会社に言う必要もありません。
これから入社する会社に言う必要もありません。
言いたくなければ誰にも言う必要はありません。
とりあえず取得だけして全く利用しなくても別に良いんです。
自ら言わない限り回りに知られる事は無いのです。
知られたくなければ誰かと映画を観に行っても手帳を出さずに一般料金を払えばいいのです。
まとめ
以上の通りデメリットは無いので、取得できそうかかかりつけ医に相談してみるのも良いと思います。
メリットはかなり多いです。