生活保護受給者ができない事
生活保護を受給していると、色んな制約がかかります。
国に生活を保障してもらってるわけですから、当然ながら贅沢な生活はできません。
資産の保有
「不動産」「車」「高価な貴金属」等の資産とみなされるものは保有できません。
そんなものがあるなら売って生活費にしろという事です。
ただし資産価値が無いとみなされれば保有が認められる事もあります。
古くてお金にならない家なら所有したまま住み続ける事ができます。
保険の契約
生活保護受給者は無料で医療を受ける事ができるので、医療保険等は加入が認められません。
申請時に加入していた場合は解約する必要があります。
高額家賃物件に住む事
家賃の上限が決められているので高額な家賃の物件に住む事はできません。
上限額は地域と世帯人数によって決められています。
車の運転
車は保有だけではなく運転も認められません。
事故を起こした際に保証能力が無いからです。
ただし住んでいる地域や身体の障害等で、車が無いと生活に著しく支障をきたす場合は認められる事もあるようです。
生活保護受給者ができる事
できなさそうで意外とできる事もあります。
原付の所有と運転
あくまで申請をして認められた場合ですが、排気量125cc以下のバイクは所有できます。
原付もしくは原付二種と呼ばれるものですね。
通勤や生活の上であったほうが良いと認められればOKですが、許可無く勝手に乗るのはダメです。
仕事
仕事をして収入を得ていても、生活保護は受給できます。
最低生活費というのが定められていて、収入がそれを下回る場合はその差額を受給できます。
それなら働かなくても一緒と思われるかもしれませんが、働いて得た収入は控除されますので無駄ではないです。
収入ゼロで生活保護を受けるよりも、生活保護を受けながら働いているほうがちゃんと収入が多く得られるようになっています。
貯金
少額なら貯金は認められています。
病院の受診
保険診療の範囲であれば無料で医療が受けられます。
まとめ
最低生活費未満の収入であっても、上述のような制約がかかる事を嫌って生活保護を受給していない方は多くいます。
生活保護を受けるにあたっては色々なものを捨てなければならないという事を考えなければいけません。